日記(2023年 5月)


5月 3日(水) 浅草ヒュッテ。 今日から2泊3日で新潟県魚沼市にある浅草ヒュッテに行ってきました。この小屋は中央大学ワンダーフォーゲル部夜間部が所有している小屋で、昼間部のOBである私にとって馴染みの薄い小屋でした。昼間部の小屋は群馬県嬬恋村にある鹿沢山荘です。こちらの浅草ヒュッテは豪雪地帯に造られた小屋なので、今回は雪囲いを外します。大学2年の時に来た事がありますが、当時の小屋は今の小屋とは違っていました。ですのでほとんど初訪問の小屋です。小屋の中に設置された大型の冷蔵庫の中には大量のビール、お風呂もあります。また小屋の近くには蕗の薹やコゴミ等の山菜も豊富で、いい小屋だなあと思いました。

5月 4日(木) 浅草岳。 今回この小屋に集まったのは14人なんですが、今日はその内の5人で近くにある浅草岳に登ります。1585.4mの山なんですが、かなり雪が多いです。でも小屋番のA氏によりますと、いつもの年に比べ残雪は少ないと言います。沢を詰めようとしたのですが、残雪が少なくブッシュが酷かったので通常の道を登り直します。でも道が残雪で隠れてしまっているのでなかなか思う様に進めず、途中で引き返す事になりました。この山は6月から7月にかけてヒメサユリが見られます。またその時期に訪れればいいでしょうか。残雪が少なくなれば結構山の上の方まで車で入れますので、今回よりは楽に登れるはずですし(詳しくはコチラ)。

5月10日(水) 原ォさん。 作家の原ォさんが亡くなられました。76歳だったそうです。ジャズピアニストの傍ら1988年に「そして夜は甦る」で作家デビューし、1989年には「私が殺した少女」直木賞を受賞しています。まあ原ォさんと言えば、日本を代表するハードボイルド作家です。ハードボイルド小説と言えばレイモンド・チャンドラーやロス・マクドナルドに代表される、アメリカ西海岸を舞台にした私立探偵小説と言う事なのでしょう。原ォさんは長編5作、短編集1作、エッセイ1作と言う少ない作品しかありませんが、探偵・沢崎の印象は強烈でした。2018年に刊行された「それまでの明日」が最後の作品になってしまいました。原さん、沢崎さん、さようなら。

5月18日(木) 群馬県ドライブ。 今日は群馬県方面をドライブしました。高速道を使わずに群馬県みなかみ町猿ヶ京温泉にある相俣ダムを見て、「まんてん星の湯」でダムカレーを頂きました。麦豚を使ったカレーに野菜や鶏の唐揚げが乗った豪華版のカレーです。そして「月夜野のケンタッキー」の異名を持つ、「高橋の若どり」で「骨付きの蒸し焼き」と「骨なしのテリ焼き」を購入します。店先で食べる人も多そうですが、買って帰って夕飯にする事にします。この後は前から行きたかった「川場田園プラザ」へ。ここは道の駅なんですが、やたらと広いです。野菜やパンや肉類を買ったり、お店を覗いたりします。蕎麦屋、ラーメン屋、パスタ屋等などいろいろなお店があります。

5月21日(日) クマに襲われ。 北海道の朱鞠内湖で釣りをしていた男性が、クマに襲われ亡くなると言う事故がありました。人は何時かは死ぬものですが、死に方はいろいろあると思います。ガンだとか脳や心臓の病気で亡くなる、交通事故等で亡くなる。そんな中で一番したくない死に方は、餓死か動物に襲われてと言う事ではないでしょうか。動物に襲われと言うとクマとかサメがまず思い浮かびますが、実際にはハチに刺されて亡くなると言うのが多いそうです。まあハチはともかくとして、クマやサメに襲われてと言うのは怖いでしょうね。まあこんな事にならない事を祈っています。実は今年の夏に北海道に山登りに行く予定なんです。クマは絶対に嫌ですねえ。


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