４月　４日（金）　梅岩寺。　桜が満開だと言うニュースを聞いてからずっと天気が悪かったのですが、今日は久し振りに晴れたので梅岩寺まで散歩。このお寺はＪＲ青梅線の青梅駅の少し奥多摩寄りにあるお寺で、長徳年間（９９５-９９８）に開山したと言う真言宗の古刹です。ここはお寺もいいのですが、この時期ですと２本の枝垂れ桜が見事なんです。東京の多摩地区で生まれ育った私にとってお花見と言うと、国立駅周辺、狭山湖、羽村の堰あたりが思い浮かびます。でも今から３５年程前に青梅市に引っ越してきてから、ここを知りました。それからほぼ毎年の様に訪れています。今日は丁度花も見頃で、今年も楽しませて頂きました。

４月　５日（土）　羽村の堰。　昨日は青梅市の梅岩寺に桜を見に行ってきたのですが、今日は妻Ｍと羽村の堰に桜を見に行ってきました。羽村の堰は多摩川の河口から上流５４Kmに位置し、ここから玉川上水で江戸の町に水を供給しました。承応２年（１６５３年）に着工し翌年には開通しているので、当時としては物凄い事だったんだと思います。さてここら辺は桜の名所だったのですが久し振りに来てみると、桜の木も減り屋台なども出ていなくてやや寂しくなっていました。途中、日本酒「嘉泉」を作っている田村酒造場を見たりして福生駅まで散歩。お昼ご飯は大多摩ハムが営むレストラン「シュトゥーベン・オータマ」で、ちょっとお洒落なランチを頂いてきました。

４月　８日（火）　桜も終わり。　桜もそろそろ見納めの頃になりました。開花の頃は何でニュースでこんなに大きく報じるんだろうと鬱陶しく思っていましたが、終わりとなるとちょっと寂しい物です。今日家の近くの桜の花を見ると、花の真ん中あたりが赤くなっていました。ソメイヨシノの花弁の色は開花直後は白に近い淡紅色ですが、散る間際には花の中心付近が赤くなってきます。これはアントシアニンと言う色素の関係だそうです。まあ桜と言うのは満開もいいのですが、散る風情もいいものです。桜は開花から満開までが７〜１０日と短いのですが、桜吹雪は風速が４〜５ｍの時が最も美しいんだそうです。今年も桜を楽しみましたが、最後に桜吹雪も味わいたいですね。

４月１４日（月）　天寧寺。　私が住んでいる東京都青梅市の神社仏閣では、武蔵御嶽神社が一番人気でしょうか。奥多摩の入り口に当たる標高９２９ｍの御岳山の頂上にあります。ケーブルカーがありますので、高尾山と並んで登山客が多い所です。お寺ですと青梅七福神もありますが、やはり塩船観音寺でしょうか。花の寺として有名で、特に４月から５月にかけてのツツジが綺麗です。そんな中で今日は天寧寺（てんねいじ）まで散歩に行ってきました。ＪＲ青梅線の東青梅駅から北に１Kmチョイの所にあります。１４７１年（文明３年）に開山されたと言われる、曹洞宗の寺院です。私の家からだと歩いて３０分程ですので、いい散歩コースです。山門等が見事です。

４月２１日（月）　鹿沢鹿鳴館。　今日から妻Ｍと１泊で鹿沢へ。鹿沢と言っても鹿沢山荘に行くのではなく、新鹿沢温泉の鹿鳴館に泊まります。高速道路で上田方面に向かうと、目の前には真っ白な北アルプスが見えてきます。白い山並みが綺麗で、嬉しくなってしまいます。上田では山家神社と長谷寺にお参りしましたが、桜が丁度見頃でした。ここら辺は真田家の家紋である六文銭ばかりが目立ちますが、お昼ご飯に食べたお蕎麦にも、六文銭の模様の入ったかき揚げが乗っていました。この後ちょこっと鹿沢山荘に立ち寄ってから、鹿鳴館に向かいます。途中、四阿山や浅間山が綺麗に望めました。鹿鳴館はお風呂も食事も満足でした。

４月２２日（火）　八ッ場ダム。　今日はまず八ッ場ダムに向かいます。ダム、好きなんですよね。水はほぼ満杯状態で、放水もやっている様でした。「なるほど！やんば資料館」からダムの真ん中あたりにあるエレベーターで、ダムの下に向かいます。ここから見るダム全体そして放流の様子は、かなりの迫力です。さてこの八ッ場ダムが運用開始されたのは２０２０年（令和２年）４月ですが、このダムが計画されたのは１９５２年（昭和２７年）の事です。いろいろと紆余曲折があったのですが、その最たるものは２００９年の民主党政権による一時中止だったでしょうか。今だからこそ、このダム自体そして建設に関わった人への評価をキチっとして頂きたいと思います。