日記(2020年 5月)


5月 1日(金) ステイホーム週間。 今年のゴールデンウィーク4月25日(土)〜5月6日(水)は、ステイホーム週間だそうです。私も予定があったのですが、都道府県をまたぐ移動の自粛で全て中止。また毎年行っている大学時代の同窓会も、今年は中止になってしまいました。まあ仕事を辞めている自分にとって、365連休ですのであまり関係無いんですけど。それにしても現在発令されている緊急事態宣言ですが、解除するには勇気がいるでしょうね。誰もが納得できるエビデンスが示されない限り、この状況を続けざるを得ないのではないでしょうか。最終的には効果の高いワクチンや特効薬が出るのを待つしかないと思います。日本経済はどうなるんでしょう。

5月 2日(土) もし感染してしまったら。 もし発熱が続き咳が止まらず極度の怠さに苛まれ、味や匂いが判らなくなってしまった時。最悪のケースは、保健所に電話しても繋がらず、繋がったとしてもPCR検査は拒否され、病院ではたらい回しにされ、次第に病状が悪化し、自宅で死に至る。最良のケースは、発熱外来等で診察を受け、すぐにPCR検査等で陽性が確認されたら、症状に応じて入院や隔離施設等への移送が行われ、アビガン等の今現在効果が期待できる薬が投与され、症状が改善し、検査で陰性の確認がされ、抗体を持った身体を手に入れる。さて現実はどうなんでしょうか。前者でない事を祈るばかりです。

5月 7日(木) 教訓1。 いろいろな有名人の方が様々な動画をネットにあげていらっしゃいますが、ちょっと気になったのが杏さんがギターの弾き語りで唄った加川良さんの「教訓1」。ギターも唄も私の方が上手いとかではなく、こんな古い歌を彼女が知っていた事に驚きました。40年近く前の曲ですよね。「♪命は一つ人生は一回、だから命を捨てないようにね。あわてるとついフラフラと、お国の為等と言われるとね。青くなって尻込みなさい、逃げなさい隠れなさい」。この歌詞なんですが、今の日本の状況から考えさせられる所があります。私は基本的に今の自民党政権を支持しておりますが、最近の日本政府の対応には不信感を抱いています。自分の身は自分で守るほか無いのかも。

5月20日(水) 献血。 新型コロナウイルスの影響で、最近は献血する人が減っているそうです。そんなニュースを見掛けましたので、今日献血に行ってきました。高校時代以来ですから45年振りです。私は今年64歳になるのですが、この歳では献血などできないと思っておりました。しかし調べてみると64歳までに献血の経験のある人は、69歳まで献血ができる事が判り行ってきた次第です。献血の種類は幾つかあるのですが、一番標準的だと言う全血献血400mlを行いました。事前の問診だとか血圧測定だとかを含めて、1時間も掛かりませんでした。この歳になると金銭欲だとか名誉欲とかと縁が遠くなってきています。少しでも社会の役に立てれば、こんな嬉しい事は無いです。

5月25日(月) 緊急事態解除。 残っていた5都道県の緊急事態が解除された事は嬉しいのですが、単純に喜べる状況ではありません。夏が過ぎれば再び感染拡大が予想されますが、これに対する準備は大丈夫なのでしょうか。病床や防護服等の医療の体制は、感染者を隔離する為の方策は、ワクチンや治療薬の開発は、事業の維持や雇用の確保等の経済対策は。色々な問題が残されていると思うのですが、短期・中期・長期的な視野に立ったロードマップが描けているのか、その為のリーダーシップが発揮できる体制が出来上がっているのか。今の政府に信頼を寄せられない現状を考えると、自分の身は自分で守らないといけないんだとの気持ちを新たにしました。

5月27日(水) アベノマスク。 今朝何気に郵便受けをみたら、何かと話題のアベノマスクが届けられておりました。緊急事態宣言が解除されたタイミングで届くとは、この間の悪さはなかなか見事です。そう言えば10万円の特別定額給付金の申請書は、私の住む青梅市では明日発送との事でした。別にここで皮肉を言ったり政策の批判をしたい訳ではありません。この新型コロナウイルス騒動と言う初めて体験する事態の中、考えなくてはいけない事が幾つもある事です。医療従事者はもちろんの事、マスクを配ったり給付金の手続きに翻弄されたり、多くの人達が大変なご苦労をされている事に感謝します。それとともに新しい生活様式に馴染まなくてはいけないんですよね。


次の月へ 過去の日記一覧へ 前の月へ
過去の写真一覧へ