２０２４．０６．２２　勘七ノ沢

６月２２日（土）　晴れ　　河辺（０４：３９〜０６：５２）渋沢（０７：１５〜０７：３０）大倉（０８：００〜０９：１０）二俣（０９：４０〜１５：００）二俣（１５：００〜１６：００）大倉（１６：２５〜１６：４０）渋沢（１７：１３〜１９：２０）河辺

　　　　


いよいよ沢に入ります

 　今日は中大ワンゲル部の現役部員９名と、ＯＢの私とＴ氏の１１人で丹沢の勘七ノ沢に沢登りに行きました。渋沢で集合しバスで大倉へ。私が現役部員だった４０年以上前は、沢登りと言ったら地下足袋にワラジが一般的でした。この大倉ではワラジが普通に売られていました。今の沢登りでは、沢登り用の靴を使用するのが一般的です。私は昨年幌尻岳に履いて行った水陸両用の靴で臨みます。林道を１時間チョイ進んだ二俣で沢に入ります。全員ヘルメットとハーネスを装着します。沢登り初めての人達ばかりなので、装着にも時間が掛かります。ここで沢登りに必要な事柄に関する、簡単な講習を行います。


Ｆ１


Ｆ３

　右に小草平ノ沢を見送るとＦ１です。左の壁を登りますが、最初のとっつきの所がやや難しい。ザイルを使ってビレイを行います。続くＦ２は右側を登ります。Ｆ３は大きな深い滝つぼを持っています。左側をトラバース気味に登りますが、滝つぼにダイブした者が２名程いました。Ｆ４は２段の滝ですが、水量が多く２段目が難しそうだったので巻きます。かなり戻って右側を大きく巻くのですが、ここでメンバーの一人の靴が壊れてしまいました。靴の状態からこれ以上の遡行は無理と判断し、堀山の家から二俣に下る尾根道に出て下ります。残念でしたがしょうがないですね。現役部員には、これからも沢登り続けて行って貰いたいです。ちなみに山ヒルはたくさんいましたが、２０％食塩水スプレーで撃退しました。


Ｆ４