2018.05.20 湯ノ丸山

5月20日(日) 晴れ  地蔵峠(09:00〜10:25)湯ノ丸山(10:55〜11:40)地蔵峠

   


鹿沢山荘の前で記念撮影

 私は中央大学ワンダーフォーゲル部のOBなんですが、部は今年創設70周年を迎えました。今年は70周年記念イベントが幾つか企画されており、今日はその一環で現役部員とOBによる合同登山が行われました。群馬県鹿沢に山荘を所有しており、鹿沢近辺で5月16日から新人養成合宿が行われておりました。私は小屋の補修やら何やらで、T先輩とともに5月17日夜間から鹿沢山荘に入っておりました。草刈りやったり水道の補修したり、合宿中のパーティの様子を観に行ったりしていました。そして19日は50人以上の現役部員と10人以上のOB・OGで、キャンプファイヤーをしたり懇親会をしたりしました。

 さて合同登山の当日はOBは車で、現役部員は歩いて地蔵峠に向かいます。現役部員のザックは合宿中の為に大きいです。でも昔の片桐製のキスリングに較べれば可愛い物でしょうか。一人の女子部員が監督のキスリングを借りて背負って登っていました。ユニフォームも昔の緑色の物で、こちらは女子のコーチから借りたそうです。懐かしく思えました、いい演出ですね。地蔵峠からはスキーゲレンデの中の急登を登ります。普通に考えたら現役部員のペースには着いて行けないんでしょうが、そこはOBへの配慮なのかゆったりとしたペースで登ります。リフトの終点で一旦休憩を取ります。あと1ヶ月くらい経ったら、この辺りはレンゲツツジの大群落が見事です。


湯ノ丸山への登りにて


湯ノ丸山頂上から烏帽子岳と北アルプス

 目の前に湯ノ丸山が見えてきました。天気は快晴でちょっと風が強いです。今回は登山の様子をドローンで撮影する事になっていますので、この天気は嬉しいですね。登りながら振り返ると浅間山が見えてきますが、白い噴煙が目につきました。まだ当分入山規制は続くんでしょうか。今日は70周年記念のTシャツを皆でお揃いで着ています。70周年は古希のお祝いと言う事で、紫色のTシャツです。60人以上の同じ色のシャツを着た登山者の列は、なかなか見事です。その列が湯ノ丸山に向かって伸びています。まあ団体の登山者と言うのは、一般の登山者からすると鬱陶しい物です。あまり他の登山客に迷惑にならないように気を付けたいですね。

 さて2101mの湯ノ丸山の頂上に立つと、景色が見事です。今までと反対側には特徴的な山容が目を引く烏帽子岳、そしてその後ろにはまだかなり雪の残った北アルプスが綺麗に見えます。でもちょっと風が強く寒いです。そんな中で全員揃って記念写真。新調された部旗と部員手作りの横断幕を掲げ、カメラとドローンで記念撮影します。ドローンで撮影されるのは初めての事でしたが、なかなか操作が大変そうでした。風が強かったからかもしれません。撮影は業者の方に依頼したのですが、出来栄えが楽しみです。下りはアヤメ平経由で下りましたが、楽しい一日でした。当日湯ノ丸山に登られた方には、お騒がせしてご迷惑をお掛けしました。


湯ノ丸山頂上で記念撮影