２０１６．１０．０７　会津駒ヶ岳

１０月　７日（金）　晴れ　　河辺（０５：３０〜０８：００）那須塩原（０９：００〜１１：００）登山口（１１：１０〜１４：０５）駒の小屋（１４：１０〜１４：３０）会津駒ヶ岳（１４：３５〜１５：１０）中門岳（１５：１５〜１５：５０）駒の小屋

　　　


登り始めの急な階段

　いつも一緒に山に行くＢちゃんと、この秋は会津駒ヶ岳へ。この山は２７年前に来ているので今回が２度目ですが、前回は中門岳まで歩いていないので今回はそちらまで行きたいな。Ｂちゃんとは東北新幹線の那須塩原駅で待ち合わせたんですが、乗り換えを間違えたとかで１時間近く遅刻。まあそういう事もあるんでしょう。まあ気にせず好天のなか檜枝岐に向かいます。２時間ほどで檜枝岐の駒ヶ岳登山口から林道を入って駐車。かなり多くの車が停められており、停める場所確保に手間取りました。皆さん朝早く来て日帰りで登っているんでしょうか。紅葉を期待していたんですが、山の下では全く紅葉していませんでした。

　１１時過ぎに登り始めます。最初は急な階段の登りですが程なく樹林帯の中の登りになります。ブナの木が目立ちますが、紅葉が始まり始めた木が少しあると言った程度です。ボチボチ降りてくる人もいて、やはり日帰る人が多いみたいです。ちなみに今日泊まる駒の小屋は完全予約制で、３０人しか宿泊できません。その方が詰め込まれる心配がないので、いいと思います。登りはそれ程急ではないのですが、あまり展望もなくただ黙々と登るだけです。それでも２時間ほど登ると、会津駒ヶ岳の頂上稜線が見えてきます。それとともに振り返ると燧岳などの尾瀬の山々も見え始めます。

　　　


頂上方面が見えてきます


駒ノ大池と会津駒ヶ岳

　木道の道になると駒の小屋とその右に会津駒ヶ岳が見え始めます。登り始めから３時間で駒の小屋に到着します。受付は後でいいと言うので、サブザックに荷物を積めて会津駒ヶ岳の頂上に向かいます。歩き始めの会津駒ヶ岳を映す駒ノ大池が美しいです。草紅葉やハイマツの中の道を登っていくとすぐに２１３２．６ｍの会津駒ヶ岳の頂上に出ます。それ程展望がいい訳では無いのですが、尾瀬の山や苗場山などが見えます。記念写真を撮って中門岳に向かいます。草紅葉と池塘の中の道は気持ちがいいです。中門岳はこれと言ったピークがある訳では無く、中門大池一帯を指すようです。取り敢えず木道の終点まで行って戻ります。会津駒ヶ岳に来るんだったら、是非とも訪れたい場所です。ちなみに三岩岳と言う山が見えるんですが、この山自分にとっては凄く思い出深い山なんですよね。見えたので嬉しかったです。


会津駒ケ岳頂上にて

中門岳から見た会津駒ヶ岳と燧岳（右） 		　駒の小屋に戻って受付をします。今日は３０人満員だそうです。この小屋は食事は出してくれないのですが、暖かな寝具付き１泊３千円です。自炊の場所が狭く前半と後半で入れ替え制になっていました。私たちは前半で１７時半までの使用となります。さてここで持ってきたブランデーをチビチビ飲みながらつまみを食べたり食事を作って食べたりします。Ｂちゃんの夕飯はレトルトのカレーにナン、僕は炊き込みご飯。１７時半を過ぎると居場所がなくなってしまい、外は寒いし宿泊の部屋は暗いし、ちょっとする事が無くなってしまいました。部屋はランプしかなく、布団は十分暖かそうな布団で一人のスペースも充分でした。まあお酒飲みながらいつしか眠ってしまいました。

　

　

　　　


駒の小屋のランプ

１０月　８日（土）　曇り時々雨　　駒の小屋（０６：００〜０７：０５）水場（０７：１５〜０８：３５）登山口（０８：４５〜１３：００）那須塩原（１３：００〜１５：３０）河辺

　　　


裁ち蕎麦頂きました

　朝４時半に目を覚まし外にあるトイレに行くと、風が強く雨も少し降っていました。今日は下山後温泉に入って檜枝岐名物の裁ち蕎麦を頂く予定です。小屋で一緒になった方からの情報では、燧の湯は朝６時から開いているとの事で、そちらに入る事にします。明るくなったので朝６時に小屋を出発します。雨は止んでいましたが風が強く樹林帯に入るまでは風に飛ばされそうになります。Ｂちゃんは足を滑らせ大転倒し、お尻を酷く打ったとの事。樹林帯に入ると雨がパラつきますが雨具を付けるほどではありません。１時間ほど下ったところにベンチがいくつか置かれた所があり、昨日は気が付かなかったのですがここが水場でした。

　オオシラビソやダケカンバが目立つ樹林帯を降りていくと、Ｂちゃんさっき打った所が痛くなって辛そうでした。かなりゆっくりなペースでの下りになりましたが、それでも何とか車の場所まで降りてこられました。下山中多くの登ってくる方に逢いましたが、やはり皆さん日帰りで登られているようです。せっかくこんな綺麗な山、日帰りはもったいない気がします。さて車で燧の湯に行きます。一人５００円で入れます。お湯は単純硫黄泉の湯で、透明ですがアルカリ性が強いのか手のひらがヌルヌルしてきます。この後は「裁ちそば本家六代目まる家」で天盛り蕎麦を頂きました。香りの高い美味しいお蕎麦ですね。ここからは雨の降る中、那須塩原でＢちゃんとお別れし、１５時半ごろには帰宅できました。