参加賞のＴシャツです。

　今回は４０回記念大会と言うことで、歴代の優勝者が何人か招待されていた。でも知っている人は高橋尚子さんと谷川真理さんぐらい。朝ご飯は９時にウドン一杯、炊き込みご飯一杯、ゆで卵。地元のケーブルテレビで、午前１０時スタートの１０ｋｍ部門を観戦。高橋尚子さんはこちらに出場したが、あまり真剣に走る気は無かった様子で、楽しそうに走っていた。さて３０ｋｍの部は１１時５０分スタートなので、１１時１５分に家を出る。今回は何故かゼッケンが２０００番台だったので、スタート位置はかなり前の方の東青梅４丁目交差点あたり。いつもの事だが、緊張すると同時に不安な気持ちが襲い掛かってくる。スターターは高橋尚子さんだったが、スタートの合図が聞こえず、気が付いたら皆走り始めていた。

　いつもはスタート地点に辿り着くのに５分以上掛かるのだが、今回は１分以内で到着。ランナーに手を振る高橋さんに手を振り返してスタート地点を通過する。天気は曇り時々晴れと言ったところで、ちょっと暑い感じもする。東青梅、青梅、宮ノ平、日向和田と順調に過ぎて行く。へそまんの和太鼓の応援は相変わらず迫力があったが、セントフローリア教会の花嫁姿の応援は無く残念。二俣尾を過ぎて軍畑に向かう下り坂では思いっきり飛ばしてしまう。ちょっとオーバーペース気味だろうか、でも順調だからいいか。１０ｋｍ通過が５４分５５秒だったので、自分にしてはかなりいいペース。でも一つ困った事が発生。お腹が痛くなってトイレに入りたくなってしまった。

　御岳の駅を過ぎて少し行った所に仮設のトイレがあったので入る事に。入っている人が出るのを待つ間、すぐ脇を多くのランナーが通過して行く。入ったら入ったで、走る音がすぐそばで聞こえてきて、焦りの気持ちが高まる。５分ほどのタイムロスになってしまったが、取り敢えず不安な点が解消された。陽が翳って少々肌寒くなった中を折り返し地点を目指すが、ここら辺の緩やかな上り坂が嫌ですね。多摩川でバーベキューでもしているんだろうか、肉を焼く匂いが漂ってくる。私もこんな苦労して走るよりも、川原でビールを飲みながらバーベキューしていた方がどれだけいいかと思えてくる。左側に多摩川に掛かる橋を見送って少し行くと折り返し地点。大きなコーンにパンチを入れて折り返し。

　１５ｋｍ地点は１時間２７分で通過。いいペースですね。これなら３時間切るのも夢じゃないな、でもちょっとの差で切れなかったら、さっきのトイレ休憩が悔やまれるな。などと色々な事を考えながらひたすら走る。毎年の事だが、沿道では食べ物や飲み物を配ってくれる。チョコレートとレモンの輪切りを貰いました。ありがとうございました。御岳、沢井を過ぎて２０ｋｍ通過は１時間５７分。トイレ休憩のロスを考えるといいペース。でもこの後には、苦しい上り坂が控えている。さてここまでは順調に来たのだが、ちょっと右の膝が痛くなってくる。先週走った時も痛くなったし、思えば長い距離を走るといつも痛くなる。軍畑を過ぎて登りに入る時にはかなり痛くなってしまい、ついに歩いてしまう。

スタートを待つ伝次郎選手